インド赴任までの準備 生活編
インド赴任が決まってからバタバタと準備が始まった。何しろ時間が無い。それに初の海外赴任でとにかく不安だった。
赴任準備 生活関係
普通の転勤や引っ越しと同じように、これまでの生活をシャットダウンし、新天地への引っ越しの準備をしなくてはならない。ただし、国内転勤よりも手続き関係が多く、しかも会社からは「やるべき事リスト」のような物は当然渡されないため、自分たちで情報収集しながら進めなくてはいけなかった。なので、後になってから「あれをやり忘れた!」「えっ、こんな制度があったの?」と後の祭りになって非常に面倒になることが多々あった。ただ、これは会社がある程度面倒見てくれても良いと思う。インド行き決まったから、あとは準備よろしくね、というのはあまりにも非情だと思った。
赴任前にやっといて良かった、やらなければならないリスト
- 海外転出届の提出
- VISAの取得(会社が代行)
- 免許の更新(海外に行く場合、更新タイミング前でも長めに更新させてくれる)
- 携帯電話のSIMフリー化、解約(機種代金が1年以上残っており2台で10万以上の支払い…)
- 車の処分(値段付かず…)
- クレカ、通帳等の住所を実家に変更
- 海外ATMでも現地通貨を下せるカードの作成
- 証明写真を多めに撮影(現地で登録作業があるだろうから)
- 食料、服、ティッシュなどの調達(特にインドなので)
やっておけば良かった、やり忘れたリスト
- ネットバンキングの申請
申請出来ていればオンラインで記帳出来る。今は一時帰国時に記帳するしかないが、遡れる日数が決まっていてあまりにも過去のものは記帳されない。実際、振込ミスがあっても確認できない、非常に危険な状態。 - 通帳の住所変更
ネットバンキングの申請も海外から出来ない事は無いが、住所を変更し忘れていたため、申請しても確認書類が旧住まいに届いてしまう。実家に住所変更していれば良かった。 - 車や物の販売
あまりにも時間が無かったので、車はオートバックスに言って値段付かず、その他も多くの物を捨てた。時間があれば車は値段が付く業者を探せたかもしれないし(少なくとも鉄代で数万程度にはなるとの情報)、友人に譲ることも考えられた。 - 英語の勉強や、現地についての調査
後任への引継ぎ業務を真剣にやりすぎてしまった。自分の事を心配してインド赴任に向けた準備にもっと力を入れても良かったかもしれない。そもそもが厳しいスケジュールだったので何かを犠牲にしなくてはならなかった。一所懸命引き継いだプロジェクトや案件がその後全然進んでいないという話を聞いてがっかりした。
他にもあったと思うが、ざっと思い返すのはこんな所か。
必須ではない事が多いかもしれないが、日々ストレスに晒されるインドでは、常にストレスメーターがマックスに近い状態なので、ちょっとした不便にとてもイライラする。出来る限りのストレスは取り除くことが長く生活する秘訣だろう。
それでは。
*会社編や赴任までの記録も書いてます。