ゆとり世代のインド生活

いきなりインドの田舎にぶっ飛ばされ、インド人だけの環境にぶちこまれた哀れなゆとり世代の独り言。デリー、ムンバイへの憧れ。将来への期待と不安。大気汚染による健康被害への深刻な不安。

EMSがインドに届かない

EMSは世界に荷物を送れる便利なサービス

EMS(Express Mail Service)は国際スピード郵便と呼ばれているサービスで、詳しくは知らないが要は世界中に物を送れるサービスである。日本では日本郵便が125か国に郵便サービスを行っているようだ。これまでにもEMSで食料品や物品を何度も日本→インドに送付してもらったことがあり、関税の支払い等面倒な事は多いが、届かないという事は無かったため、ある程度信頼出来るサービスだと思っていた。思い込んでいた。

 

荷物が日本を出てからインドに到着しない

今回、どうしても必要な物があり、実家から荷物を送ってもらった。食料ではなく、通信教育の教材である。物自体は高くないが、講座の費用がそこそこなので、無くなったら当然困る。なので、日本に帰って確実に受け取るでもよかった。でも、EMSなら大丈夫という思い込みに支配されていた。

EMSは日本郵便のサービスである。半国営のようなイメージが強く、まさか不手際が起きるはずもないし、何かあっても真摯に対応してくれるだろうと。多分そこはあっていた。

忘れていたのは、送付先がインドという事である。

インドのお役所仕事は世界で最も不快で信用ならないものである。そしてインドという国は普段問題無くても、いざという時に何かやらかす。

今回、段ボール箱を1つと、その3日後くらいに郵便書留を送ってもらった。郵便書留の方は1週間かからず到着した。あれ、段ボール先に送ったよね?

 

荷物の履歴追跡開始

EMSは履歴追跡サービスがあるため、荷物の所在を確認することに。税関で引っかかってるかもしれないのでね。しかし、追跡の画面を見ると荷物が日本を出発して以降情報が途絶えている。胸騒ぎがした。これは何かが起きている。

 

日本郵便への追跡調査依頼

善は急げ。日本郵政には追跡依頼調査というサービスがあるらしい。(お母さん、グッジョブ)
日本郵便に調査依頼すれば6か月以内であれば、相手国に対して何か働きかけてくれるらしい。一番怖いのは荷物が紛失してしまっている事だが、どうせインドの事だし、担当者が何らかの判断に困り放置しているに違いないと思っていた。そしてそこに日本から公式に問合わせが来ればもしかしたら動くかもしれない。

案の定、すぐにステータスが動いた。調査依頼してから3日後くらいにやっとインドに到着した(あくまで履歴上は)。そしてあっという間に税関を突破し、次の日には家に届いた。凄くほっとしている。

ちなみに履歴はこんな感じである。東京を出発してデリーに到着するまで13日も経っている。絶対インドのどこかにいたよね。

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EMSの追跡記録

インドでは待っていても何も解決しない。今回は直ぐに動いた事が良かったようだ。しかし、いつもそれをやると疲れてくるのでバランスが大事だと思う。

 

それでは。

 

*インド赴任時の記録も思い出しながら書いてます。よろしければ。

 

himalayan.hatenablog.com